復讐依頼というのは、大前提として自分が依頼主で客として復讐を業者に発注するということですが、これはお願いであって命令ではありません。
例えば宅配業者であれば、この荷物を指定の住所までキッチリ送り届けるという遵守すべき命令に近いものであることは間違いありません。
しかし復讐依頼では何から何まで命令に近い形で依頼してしまうことに大きなリスクがあります。
まず依頼内容が法に触れるものであった場合、実行した復讐業者はもちろんのこと依頼した本人も罰せらます。
これ以上に回避すべきリスクはありませんから、いかに命令形での依頼にリスクが潜んでいるかということが理解できると思います。
ですから依頼の形としてあるべきなのは内容をキッチリ指定した命令ではなく、大雑把な形でのお願いであるべきなのです。
もちろん依頼主として遵守して欲しいことはある訳で、ターゲットがどのような状態に陥っていることが必須かなど要項はあるはずです。
ですので必要なことはキッチリ伝えるとして、その上で要求を合法的に叶えることができるよう依頼するというのがリスクのない流れとなります。
世の中どんなことでも自分の思い通りに動いてくれないと嫌悪感を抱く方がいますし、その方を否定するつもりはありませんが復讐依頼においては危険なのです。